|
サッチャリズムとブレア政治―コンセンサスの変容、規制国家の強まり、そして新しい左右軸 (立命館大学法学部叢書)価格: 3,045円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ブラウン新政権がどうなるのか、ということで読んでみた。ブレアとブラウンの微妙な関係についてわかって、非常に面白かった。読んだ印象からすると、ブラウンはかなり強引な人間で、紳士的なブレアとは対象的なのかなあと思った。また、ギデンズとの関係、ステイクホルダーに関するブレアの考え方など、よく整理されている。また、規制国家という話は、初めて知ることだった。日本では民営化の対極に規制緩和が置かれているので、たいへん新鮮であった。ブレア政権に関しては、二期目途中の段階までしか描かれていないので、続編に期待したい。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|