遺伝子が明かす脳と心のからくり―東京大学超人気講義録 価格: 1,680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:12  タイトルの「東大人気講義」に惹かれて読んでみた。
 
 講義の対象は、生物をやってこなかった文型学生である。
 
 内容は高度なのに、ちゃんと初心者にも分かる内容であり、著者の影の苦労が伺われる。
 
 そして、最後の章では、狂牛病の報道がいかに偏っているか、だからこそ我々は生命科学の教養を持たないといけない!と気骨のある姿勢を見せているのもまた好印象だった。   | 
捨てるほど幸運がやってくる! (宝島社文庫) 価格: 460円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1  簡単に思えるけれど 実はなかなかうまくいかないこと ”捨てる”ということを ユキ シマダ先生から やさしく教えてもらえました この本を買ってよかったと思います ありがとうごさいました 本当に素晴らしい本だと思います!
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自然流育児のすすめ―小児科医からのアドバイス 価格:  1,260円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1  自然育児のことやその方法について書かれた本はたくさんありますが、 この本ほど、シンプルに、かつ内容が充実しているものは ないような気がします。 食べ物のこと、予防接種のこと、子どもの病気のこと、 毎日の生活リズムのこと・・・等々、内容は広範囲。 多くの子どもたちを診てきた小児科医の言葉は実に説得力があります。 これから子育てをする方々には、良い目標となるでしょうし、 今、子育て真っ最中な方には、嬉しいチェックリスト本となるでしょう。 子育てをしていると、読書をする時間をつくるのも大変です。 でも、この本は字がとても大きく、わかりやすく章立てされ   | 
日本の山と高山植物 (平凡社新書) 価格: 798円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1  タイトルを見ると山歩きのガイドブックのような内容を連想するが、
 それをはるかに超えて、知的好奇心を大いに刺激し、新しい気付きを読者に与えてくれる良書。
 しかも内容は堅苦しくなく、地学や環境学の最新の研究成果を分かりやすい文章で解説してくれている。
 
 植生については、気温、降水量、緯度、高度、風力などでこれまで説明されてきたが、
 小泉氏は、それだけでは日本の高山食物の分布は説明できないことを指摘。
 新たな視点として、地質構造、地盤の岩石の種類、
 さらに氷河進退の変遷や火山噴火などの天変地異の時期という地史的な視   | 
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マーク式基礎問題集 27 価格: 800円 レビュー評価:5.0 レビュー数:5  本自体は薄いのですが、問題数は結構あります。特に天文分野にページ数を割いていて、苦手な人にはおすすめです。わりと解説も丁寧で、語呂あわせなども使いつつ、用語や数字の暗記にも気を配っています。 ただ、センター試験の地学は決して難易度が高くないので、センターのみを目的とするなら、この本はややオーバーワークかもしれません。弱点分野の補強、もしくは、8割より上を狙う人にはイイと思います。
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チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る 価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:7  地球温暖化問題に関しては、経済的・政治的なスタンスで語られる意見か、もしくはそれを忌み嫌う感情的なスタンスで吐き捨てられる意見かが飛び交っていて、何が正しいのかを知ることは難しい。
 本書は、その地球温暖化問題の背景である地球の気候システム、古気候変動について、科学的な歴史をたどりながらわかりやすく解説している。無駄に饒舌な語り口や、舌足らずな解説、不自然な訳(原著が日本語だから当たりまえですが)などが無く、非常に理解しやすく読みやすい。また、科学的に中立であることを(たぶん)心がけて書かれている点も、研究者としての良心がなせるわざだろう。
 ただ、もちろん、この本を読ん   | 
上・中級公務員試験20日間で学ぶ生物・地学の基礎 (上・中級公務員試験 5) 価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2  生物と地学、という文系向けに編集された理系教養です。
 
 私自身センター対策で生物と地学をやってたということを差し引いて
 十分なテキストと問題量だと思います。このシリーズはテキストがやさしく、
 見やすい編集と、効率的にどんどん進んでしまうところが特徴で、
 教養の小さな科目を始末するにはもってこいのシリーズです。
 
 何冊も買わずにこれ一冊と、直前期の演習で十分対応できますので
 非常におすすめです。このシリーズは他にも社会地理編や憲法もおすすめします。
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見えない巨大水脈 地下水の科学―使えばすぐには戻らない「意外な希少資源」 (ブルーバックス) 価格: 987円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3  「現在のような地下水の浪費を続けていけば、やがて世界の穀物生産は減少し、深刻な食糧危機を招くことになる。すでにその兆しは各地で表面化しつつある」(レスター・ブラウン博士)。
 
 本書を読むと、上記の指摘はオーバーではないことがわかる。日本では河川の水もよく利用されているが、世界的に見るとむしろ人類は地下水に支えられているといえる。したがって、地下水に頼って生産された食糧を多く輸入している日本も実は同じ危機を共有していることになるそうだ。
 
 本書は、地下水について、その定義、価値、溜まる仕組み、寿命、味の秘密、名水百選、軟水と硬水、帯水層、湧水、地   | 
気象予報士試験 大気の熱力学・力学徹底攻略 (資格試験らくらく合格塾) 価格: 1,995円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2  気象予報士試験で出題される内容は、基本的なことばかりである
 というのは確かですが、その基本的なことを何重にも組み合わせ
 て難しくしたり、基本的ではあるが、市販のテキストに載ってい
 ない(気象庁が情報開示していないなど)という問題が出題され
 ますので、実際に点をとるのは容易なことではありません。
 前者、つまり計算問題については、この本を3回以上解くことで
 十分カバーできます。ただし、丸暗記はだめで、解くまでの過程
 が大事です。
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